優しさと優柔不断さを間違えていると大変
女性をエスコートするのはなかなかにテクニックが必要なものです。
相手に喜んでもらいたいという気持ちはあるものの、それが空回りしてしまってかえって顰蹙をかってしまうなんていうことは男女の間では全く珍しいことではありません。
よく女性から言われる「ダメデート」として、「相手が全くプランを考えて来なかった」ということがあります。
これは男性側にしてみれば良かれと思って相手の意見を聞きながらデートをしようと思っていたのに、女性にしてみればいちいち細かいことまで聞いてくるのがうっとおしいというようなことです。
例えばどこかテーマパークに行くとか、ライブやイベントに行くといった目的があるデートならよいのですが、とりあえずお茶でも飲むかというくらいの軽いデートの場合にはこういう気持ちのすれ違いはよく起こります。
考えてみれば、男性同士であっても一緒に仕事をするときに、あれはどうするこれはどうすると細かいことまでいちいち尋ねられたらうざいと思うことでしょう。
「どこに行く」「君の行きたいとこならどこでもいいよ」
「なに食べる」「君は何が食べたい?」
「この洋服よくない?」「君がいいと思うならいいと思うよ」
こんなやりとりが終始続いたとしたら、女性は仮にデート代をおごってもらったとしても二度と行きたくないと思うことでしょう。
これはなにも男性が全てリードしなければいけないというわけではなく、なんでもかんでも尋ねられるというのは女性だからということではなく人付き合い的に大きな負担となるということです。
時にはしっかり意思を示すことも大切
女性の言いなりになりすぎる男性というのは今時はびっくりするほど多いらしく、この間は「ここまで来たのか」という話を知人より聞きました。
というのも、知り合いの紹介である女性とデートをすることになった男性が待ち合わせの場所に行ったところ、2時間近く待っても全く連絡がなかったということです。
それで後から連絡をとったところ「急に行きたくなくなった」と言われたので「それならせめて連絡をしてほしい」と言ったところ、そこで逆ギレして「もう行かないんでいいです」と言い返されたといいます。
驚くのがその女性を紹介した男性の先輩にそのことを告げたところ「女にそんなこと言わせるな」と、多少待たせても文句を言わないのが女と付き合うコツであると諭されたのだそうです。
正直そんな女性とはそれこそ再び誘われても願い下げと思うのですが、どうも世の中の男性はそのくらい女性の気を使わないと付き合うことはできないと思い込んでいるのかもしれません。
言うべき時にはしっかり言える関係を築くことがデートを成功させるコツではないでしょうか。