大人の男を目指すためのワインの教養
今ではすっかり懐かしいバブル期では、1瓶数万円もするような高級ワインを競うようにみんなで飲みあったものでした。
当時のことを知っている現在の50代以降の人などは、「若い内に本物を知っておかないと」といったことをうそぶいたりもしますが、残念ながら現在若い世代にあたる我々はそう何本も何万円もするようなワインを飲んで比べることができるわけではありません。
とはいえワインというのは特別な食事の場面では必ずと言ってよいほど登場する大人の飲み物です。
高いものはともかくとして、おいしいワインは食事を豊かなものにしてくれますし、せっかく高級なレストランや食材を利用するのであればよいワインをお供にしたいと思うところでしょう。
そこで大人のちょっとした嗜みと趣味の一環として、ワインについて勉強をしてみるということがおすすめになります。
ワインというのは非常に奥が深いお酒であり、日本で言うところの「ソムリエ」というのはフランスやイタリアでは国家資格として扱われています。
これはワイン選びをするときには材料とするブドウの種類や産地、醸造元の会社、瓶詰めや流通経路、そして保管状態とあらゆることが僅かな味の差になって現れてくるからです。
ワインは毎年品評会が世界中で行われますが、このときには人間業とは思えないような鋭い嗅覚や味覚を持ったソムリエたちが集まります。
プロを目指すというところまでいかなかくても、まずは基本的な知識だけでも身につけることがおすすめになります。
民間のソムリエ講座を受けてみよう
これからワインを学ぼうと思う場合、いくつかの方法があります。
まず独学でワインについての本を読んだりビデオを見たりといったことがあります。
ワインを学ぶために最も確実なのはやはりきちんとした教則に従って学習をするということです。
先にも述べましたがワインは大変奥の深い飲み物であるため、簡単に全てを知ることはできません。
独学で学習をしてもそれなりの知識を得ることはできますが、教本にもピンからキリがあり中にはワインについて書かれたマンガを読んで勉強をするということもあります。
マンガだから悪いというわけではないですが、やはりそこは読み物として面白いところをピックアップしているので、きちんと順番通りにワインについて学習するというのは難しいと言えます。
一番よいのは市民講座でワインについての教室に通い、その後ソムリエ試験を受けるという方法です。
ソムリエ資格は芸能人でも多く取得している人が多く、仕事というよりも基礎的な教養を高めるということで非常に役に立ちます。
仕事の面でも海外からのお客様を接待するときなど知識が活かせるシーンがあるはずです。