ピカピカに磨かれた革靴は社会人にとって身だしなみの基本といえます。ただ、きちんと磨いている人はどのくらいいるのでしょうか。大抵は汚れが目立ってきたときに拭くという人が多いと思います。
気に入って買った靴なのに、お手入れしてあげなければ靴の寿命も短くなってしまい、かわいそうですよね。これを機会に、きちんと革靴をお手入れしましょう。
靴磨きに必要なグッズは100円ショップのもので十分です。100円ショップは靴磨きグッズが充実しており、靴用クリーナーやシューケアブラシ、靴クリーム、仕上げ用のクロスを購入するといいでしょう。
靴磨きの手順
靴磨きは以下の手順でお手入れしていきます。
ゴミやホコリを落とす
靴を磨く前にゴミやホコリを落としていきます。靴の中に古着をつめてシワを伸ばしましょう。シワを伸ばすことで汚れが落としやすくなります。シューキーパーがあれば、なおいいでしょう。
シューキーパーは100円ショップでも売っていますので、靴磨きグッズと一緒に購入しておくと便利です。
靴のしわを伸ばしたらシューケアブラシや歯ブラシで汚れを落としていきます。
靴用クリーナーで染み込んだ汚れや古いクリームを落とす
靴用クリーナーを指に巻いて汚れが気になる部分を中心に円を描くようにして汚れを落としていきます。
色の薄い革の場合、シミになったりするので目立たない場所で試してから落とすようにしてください。
古いクリームを落とすことで、新しいクリームが浸透しやすくなります。
強くこすりすぎると革表面を傷つけてしまうので、優しくふき取ってください。
クリームを塗って磨く
ブラシにクリームを取るとつけすぎてしまうので、古着の切れ端を指に巻きつけて、少しだけクリームを取るようにしましょう。
クリームはよく伸びるので、つけすぎに注意してください。靴全体にクリームを塗り終わったら、ブラシを使い軽い力で磨いていきます。
仕上げ磨き
最後にツヤ出しをするために仕上げ用のクロスで磨いていきます。明らかに磨いたほうがキレイなっているはずです。
鏡面磨きがしたいなら、油性ワックスを使うといいでしょう。油性ワックスも100円ショップで購入可能です。
靴磨きは以上となります。慣れてくれば1足10~20分程度でできるようになるでしょう。
最初は100円ショップのグッズでも十分キレイになります。
ただ、ニオイがきついので、これからしっかり靴磨きをするなら、ある程度値段はしますがそれなりのクリームを購入したほうがいいでしょう。