日銀の低金利政策や近年の好景気を背景に、現在不動産の価格が上昇しています。
また、不動産の価格が上昇したことにより、不動産投資への投資需要も高まっています。
不動産投資の中でも利回りが良く、家賃収入を生んでくれる一棟マンション投資に挑戦したい人も少なくないはずです。
一棟投資は多額の費用がかかるため、普通の会社員にとってハードルが高いと思う人も少なくないはずです。
そこで一棟投資をしたいけど不安や疑問がる人の悩みを解消するため、一棟マンション投資を行うメリットを紹介していきます。
区分マンションや戸建てでなく一棟マンションで投資を行うメリット

区分マンションや戸建てでなく一棟マンションで投資を行うメリットとは?
一棟投資は初期投資費用が多額です。しかし、その分大きな利益を得られるのです。
区分投資に比べると利回りが高い
マンションやアパートの部屋を購入して賃貸にする区分投資とは違い、一棟投資は初期投資資金は多くかかるものの、その分高い利益を出すことができます。
「不動産投資と収益物件の情報サイト健美家」が発表している2018年1月~3月期のレポートによると一棟アパートとマンションの利益率は下記のようになっています。
- 一棟マンション 7.98%
- 一棟アパートマンション 8.78%
※上記のデータは維持管理費や修繕積立金は含みません。
まとまった収入額が入る
一棟投資は一つの物件からまとまった収入が得られます。区分投資と比べると収入金額の大きさに魅力があります。
区分投資の場合だと、どうしても一部屋の価格が高くなりがちです。
その反面一棟投資マンションは持っている部屋数が多いので、1部屋の価格を安くすることができるのです。
例えば一棟マンションで10室を所有しており、賃貸価格が1部屋5万円だと仮定します。
- 10室×5万円×12ヶ月=600万円
区分投資でと同じ値段だと
- 1室×5万×12ヶ月=60万円
と1年間だけの収入でも大きな差が出ます。
中には、不動産投資をきっかけにアーリーリタイアを考える人もいます。
もちろん、不動産投資でうまく収入源を確保できれば楽に生活ができますが、人生はそうそううまくできていません。
アーリーリタイアをする場合は、収益などの計画をきちんと立ててからがいいでしょう。
運用自由度が高い
一棟マンション投資では修繕や改装をオーナーの維持で自由に決められます。
つまり建物の維持・管理がしやすいのです。
また、建物修繕、宅配ボックスの設置、オートロックの強化、監視カメラを増やすなどその地域の事情や時代のニーズに合わせた自由度の高い改装が可能です。
収入ゼロリスクを避けられる
アパートマンション一棟の強みは部屋を数多く貸すことができることです。
ワンルームマンション投資と比べてみると部屋数が多いので、1室あたりの賃貸コストも入居者にも手ごろな賃貸価格となります。
また、入居者が退去しても突然家賃収入を失うことがなく、投資資金を素早く回収することができるというメリットがあります。